- アニマルトレーナーMay
しつけ?訓練?トレーニング?ワンちゃんに伝えたいことは?
最終更新: 2020年6月15日
皆さん初めまして、アニマルトレーナーのMayと申します( ^∀^)
記念すべき初投稿!
今日はしつけ、訓練、トレーニングについてお話ししたいと思います。
よくこういう言葉をよく耳にします。
犬を飼ったからトイレの場所をしつけなきゃ。
知らない人がほえて近所迷惑だから訓練させないと。
犬や猫が人間社会の中で暮らす上で、トイレの場所を覚えたり、どこでも吠えないことを学ぶことはとても大切!
ただ、しつけや訓練と言った言葉、私にはネガティブに聞こえるのです。
なぜなら一方通行な気がするから。
私たちがただただ動物たちにして欲しくないことを伝えているだけだからです。
ワンちゃんがトイレシートの上に連れて行かれ、お尻をおさえつけられ、
ソファーにおしっこしようとしたら「だめっ!!」としかられ、
テーブルの近くでおしっこしたら叱られ、
カーペットでおしっこしたら怒られた。
犬にとっては
「じゃぁ、どこでしたらいいの??!!」
です。
また怒られるかもしれないとおしっこを我慢して、その結果病気になってしまうかもしれないし、
こっそり飼い主のいないところで隠れてするようになったり、
押さえられるのが嫌で攻撃的になってしまったりする。
これをしたら「ダメ」、あれもしたら「ダメ」。
飼い主は教えているつもりでも、動物に伝わっているのはして欲しくないことだけ。
結果、彼らを混乱させてしまうことになります。
では、どうやったら伝えられるのか?

元ドルフィントレーナー 、動物コンサルタントとして活躍されているKen Ramirez(ケンラミレズ)さんはこう言っています。
トレーニング=「教えること」
しつけや訓練と違い、トレーニングは無理やり押さえつけたり、強制的にさせるのではなく、人と人が話すように伝えること
それが一番人道的で公平な方法かなと思います。
そして正の強化トレーニングは、動物にして欲しくない行動ではなく、じゃぁ何をして欲しいのか、どんな行動だったらしても良いのかということを伝えることにフォーカスしています。
次の回で正の強化を詳しく説明していきますね( ^∀^)
Stay tuned!
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