• アニマルトレーナーMay

他の犬に反応しやすい犬へ心がける5つのこと

世界的に有名な動物園&水族館コンサルタント、ケンラミレズさん。

最近ではトレーニングを通して野生動物保護のプロジェクトにも関わっていて、最近自身の経験を綴った「The eye of Trainer(トレーナーの目線)」という本を出版されました。


私の新人トレーナー時代、彼の著書「ANIMAL TRAINING」は私のバイブルでした。

分からないことは全てこの本に載っている。必要なところを印刷し、隅々まで訳していました。


さて彼が毎週行なっているランチ配信で、「KETHYから学ぶ

他の犬に反応する犬への接し方」が面白かったのでここでシェアします!


ケンラムレズが配信しているライブを見たい方はこちらから↓

https://theranch.clickertraining.com/live/


彼女は元イルカのトレーナーで現在は約30年の経験を持った公認動物行動学者。特に問題行動が大きかったり、難しい犬を中心に問題を解決しているそう。

彼女の愛犬SMUDGEは他の犬を見たら吠えるなど反応しやすい。

そんなSMUDGEとタコマのビーチを散歩しながら、KETHYの趣味である陶器のかけら探しもしつつどのようなことを観察し、どのように対処しているのかを

リアルタイムで見る配信でした。

自分の犬が他の犬を見るたびに吠えたり、飛びかかろうとするのって、ストレスになりますよね。

その気持ちを少しでも楽にできるためにできることを5つ挙げてくださいました。

1.他の犬の飼い主さんとコミュニケーションをとる

もし飼い主のいるワンちゃんならこれがベストですね!自分の犬の状況を説明して、近づけないように協力してもらう。

攻撃行動を出させない素晴らしい環境設定だと思います。

2.周りの環境を観察し、状況に応じた判断をする

例えばリードのついていない犬がこっちを向かっているなら、拮抗条件付けやトレーニングをするより、その場から逃げる方が選んで良いよと言っています。

KETHYさんは、この状況で他の犬が近づいてきたらこっちの道に逃げようなど常に対策を考えているそうです。

3.他の犬が少ない時間帯を選ぶ

祝日はこのビーチは賑わうので、その前の平日に来たと言っていました。

これも問題行動を出させない環境設定ですね。


4.TRANSFER CUE をつける

手にターゲットなどの簡単なものや石に登るなどを教えておくことで吠える行動や他の犬に向かっていく行動を減らすことができます。

しかし、普段から刺激の少ない場所での強化が必要です。

そして、最後これはとてもとても大切だと思います。

5.フードやトリーツを普段からスムーズに食べれるように練習しておくこと

AROUSAL(興奮)の状態にフードを提示してもおそらく食べません、ということは、強化子を与えることができないんです。普段からいろんな状況でフードを提示し、食べることを強化しておくことが大切だと伝えています。

食べないということは、おそらくキューにも反応しないということ。そういうときは拮抗条件付けで、刺激が現れている間、ただただフードを与え、感情を変えることに徹するべきだと言っています。

さて、真似できそうなものはありましたか?

最後にKETHYさんはこんなことも言っています。

「外に出ることで他の犬に接触するリスクもあるけれど、それよりも外にある自然のエンリッチメントが素晴らしい」

この日はSMUDGEは海藻のついた木のステックを見つけて大喜び!

環境設定や少し気をつけるだけで、愛犬をいろんな場所に連れていく日が来るかもしれません!


Happy training!


散歩中、リードを気にせずワンちゃんに自由を感じさせるロングリード!

ケンラミレズ 「The eye of the trainer 」

ケンラミレズ 「ANIMAL TRAINING 」


 
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